2002年刊
夜の東京逍遥指南、ゆるゆると
学生時代とても好きだった雑誌「散歩の達人」が編んだ、夜の東京逍遥指南本。「映画」「音楽」「書物と芸術」「酒」「食」の5柱を手掛かりに、深夜も楽しめるお店を紹介している。本書が発行されたのは今世紀2002年なのだが、調べてみると既に閉店(或いは移転)したお店も多く寂しさが募る。再開発の進む日比谷、渋谷、下北沢近辺は溜息が出るほど明るくなってしまった。
2002年当時、Webサイトはまだ殆どPCに固定されていて、歩きスマホの悪習はなかった。本書の情報をざっと頭に入れたなら、現在はもうない(かもしれない)お店に、或いは既に失われた街の雰囲気に出逢えたら倖せ、くらいのゆったりしたお散歩に出かけよう。
目次
映画
- ユーロスペース・北條誠人氏の「夜、映画を見に行く」こと
- 銀座・有楽町エリア(シネスイッチ銀座、シネ・ラ・セット、OLD MOVIE)
- 渋谷エリア(アップリンクファクトリー、渋谷シネマソサエティ、シネクイント、八月の鯨)
- 新宿エリア(テアトル新宿、BOX東中野 → 現ポレポレ東中野、ラピュタ阿佐ヶ谷)
- 下北沢エリア(シネマ下北沢、Tollywood、キネマ倶楽部)
- その他のエリア(俳優座トーキーナイト、HUB、キネカ大森、新文芸坐)
- いい夢見られる 夜ふかしCinema(東京キネマ倶楽部、駅馬車、どん底、黒澤)
音楽
- コラム「本日の一枚」
- 世界音楽への扉(CASA ARTISTA:新大久保 → 新宿荒木町に移転、SACI PERERÊ、POLEPOLE、Bodeguita、FONDA DE LA MADRUGADA、THE SHAMROCK、Blue Nile、Sabbath Tokyo、シリンゴル
- 自宅で楽しむ世界音楽のススメ
書物と芸術
- 夜を旅する移動書店 松村弥太郎さんに聞く文化的夜ふかしの日々。
- Book(ハートランド、THESE、フィクショネス、スコブル社)
- 夜が/夜を/夜に読む本
- Art(東京都現代美術館、東京オペラシティアートギャラリー、gallery&company、MIKE-AMRTA、AKI-EX GALLERY、現代ハイツ、agnès b. Ginza)
酒
- 異次元の夜(TANTRA、FBI、WHAT THE DICKENS!、抱瓶)
- 街コラム★マージナルな街の、マージナルな誘惑。
- 創造の夜(Sugar Water、LOFT PLUS ONE、高井戸倶楽部、Ben's Café)
- 街コラム★創造人の変わらぬ住処 渋谷・桜ヶ丘街異聞
- 和の夜(鍵屋、西蔵東京、みますや、小歌糸)
- 街コラム★あの町、この町、その肴。東京下町 酒肴考
- 日本の元祖オープンエアグルメ 美味なる屋台の夜は更けゆく(仁ちゃん、七輪、天ろく、大門、髭おやじ)
- 寡黙な夜(Lupin、Bar Bordeawx、George's Bar、JOHN HENRY'S STUDY)
- 街コラム★大人仕様のおやすみ絵本 銀座、百年のBAR物語
食
- 味わいの深夜ごはん(宿六、しる平、SOMA CAFE、bio/ojiyan cafe、マイロード、太陽)
- 夜ふかし喫茶案内(MARY JANE、面影屋珈琲店、菓子舗ウエスト:原宿店は閉店、COFFEE HOUSE ZAŌ、純喫茶日比谷)
- 夜のおやつ考
- 夜あそびみやげ帖
- さくいん
- MAP
2002年刊