2005年刊
植木鉢で育て、自分で食べる
イラストレーターにして家庭園芸家の著者が提案する、植木鉢での野菜作り指南本。植木鉢でも失敗の少ない、小さめ野菜(品種として小ぶりなもの、或いは小さいうちに収穫してしまう野菜をこう称している)の育て方16種類を、豊富な写真と優しい水彩イラストで解説する彩りに溢れた1冊。収穫した野菜を使っての簡単レシピも多く収める。
「ミニ野菜」は手のひらにのるような、小さな野菜。欧米でも人気で、ミニベジタブル、ベビーベジタブルと呼ばれています。食べきりサイズで皮もむかずに食べられるので、栄養価が高いのが特徴です。
引用元:「ミニ野菜 キッチンガーデニング 」
次に現実的な面を説明。土壌が狭く小さいので大量収穫の夢は遠い。経済効率を重視するなら、八百屋さんで買った方が安上がりだろう。また集合住宅のベランダの場合、居住階によっては風当たりが強いこともあるので、土や敷き藁などの畑資材が周りに飛ばないよう配慮することが必要。加えて強風は農作物の生育を難しくする場合が多い。
それでも植木鉢で野菜を育てることの魅力は尽きない。ほんの少しでも、自分で育てたものを食べるというささやかな自己満足。口に入るものがどのように育つかを具に観察することができるし、何より身近の緑は目に美しく、収穫は殆ど初任給と同じくらい嬉しい。ミニチンゲンサイ、ミニニンジン、トマト、檸檬などをベランダの植木鉢で育てたことのある身としては、始めの一歩には薬味などに使える葉野菜を強く推奨したい(本書では小ネギを扱っている)。茄子やトマトなどの実物に比べ育てるのが簡単であることが多く、長く収穫することができ、且つ料理の幅が広がる。
目次
- Let's grow vegetables!
野菜作りの基本
- 土のこと
- 肥料のこと
- 種をまく
- 害虫・病害
- コンパニオンプランツ
- 野菜作りの用語集
column
- ハンドメイド・ガーデニンググッズ
- いろんなミニ野菜&ベビー野菜
- ミニ野菜はたのしい!
- ベビーリーフを育てよう
- どこで育てる?
- ミニ野菜を育てるたのしみ
- 野菜においしい調味料など
- ミニ野菜の種が買えるところ
本書で扱う作物
- ラディッシュ
- ミニニンジン
- 小カブ
- ミニゴボウ
- ミニトマト
- ミニインゲン
- ミニトウガラシ
- 小ナス
- ミニカボチャ
- ミニキュウリ
- ミニチンゲンサイ
- ミニホウレンソウ
- 小ネギ
- ミニコールラビ
- 芽ブロッコリー
- スプラウト
2005年刊